メコンブルー

メコンブルーは、カンボジアからお届けする手織りシルクブランドです。

やわらかで優しい、いつまでも触れていたくなる
シルク(絹)100%のナチュラルな素材感

古来よりシルク(絹)は、繊維の中でもっとも美しいものとされています。繊維の女王とも呼ばれます。天然素材で、四季を通じて心地よく、なめらかで心がほぐれる優しい肌触りです。

顔まわりが明るくなる、エレガントな光沢と、カラフルで、あざやかな色合い

軽く薄手で扱いやすいため、首元にストレスを感じさせません。真珠のような光沢があり、光を受けるとなんとも言えない気品のある輝きを放ちます。

ユネスコ手工芸部門で受賞。
クメール織物の伝統の技に新しい息吹をそえた独自性のあるデザイン

クメールの伝統工芸の高い技術を受け継ぎながら、オリジナルのファッション性の高いデザインが高く評価され、ユネスコ(国際連合教育科学文化機関)の手工芸部門で3度の栄冠に輝いています。

バイヤーも驚く高い染色堅牢度を誇る、真心を込めた丁寧な手織り

染色堅牢度とは、日に当たったときの色あせや、洗濯などでの色落ちを調べる品質検査です。日本の第3者機関に依頼し、百貨店には3以上あれば納品できる5段階評価で、ほぼ5という優等な数値が出ました。また、シルク100%であることも確認できました。センター長が「カンボジアで、しかも手織りでこの成績はすごい。工房を見に行きたい」と驚いたほどです。

読み書きできないために、職を得ることが難しい
カンボジア農村部の女性たちへの人道支援

売上は、奨学金、昼食の支給、職業訓練、衛生教育、診療所・幼稚園・シェルターの運営に使われます。
職人の女性たちは、高いオーナーシップを持ち、朝7時から働き深夜まで仕事をしています。ただお金を稼ぎたいからというだけでなく、その仕事に誇りを持っているからです。「女性の生活を変えたい」という情熱を持って工房で働く女性たちは村の新しいロールモデルとなっています。

私たちは、人をいつくしむ心や優しさで織りなされた「希望」という光沢に輝く、このメコンブルーを、ひとりでも多くの方にお届けしたいと思っています。

メコンブルー 風合い

メコンブルー 風合い

製造工程

1. 手紡ぎ

繭の一番外側は太い糸しかとれないので、二段階に分けて製糸します。切り替えのタイミングは指先で判断。サウナのような湯気と熱気の中、作業されています。

2. 染色

表現したい色に染めるまで3年かかった絹糸もあるほどのこだわりをもつ、熱帯らしい鮮やかな彩りが特徴です。化学染料の中でも、自分たちが暮らす土地の水質・土壌にできるだけ負荷がかからないドイツ製の染料を選んでいます。

3.手織り

メコンブルーの製品はすべて手織り。たった1枚のスカーフですら絹糸を織り機に通すまで少なくとも2週間かかり、さらに織りはじめて完成するまで1〜2週間かかります。複雑な模様であれば1ヶ月以上かかる場合もあります。

製造工程

お手入れ方法

基本的には、クリーニング専門店でのドライクリーニングをお勧めいたしますが手洗いも可能です。ご自分で手洗いをされる場合は下記の点をご注意下さい。

1. 洗剤

シルク専用の洗剤、おしゃれ着用洗剤がベストですが中性洗剤でも可です。

2. 洗剤液

洗面器に20℃くらいのぬるま湯を張り、適量の洗剤を溶かします。

3. 洗い方

端から静かに洗面器に入れ、アコーディオン洗い、または振り洗いをします。絶対に布を擦り合わせないでください。

4. すすぎと柔軟仕上げ

軽く手のひらで、そっと絞ります。水を替えて2度ほどすすいで下さい。その後綺麗な水に適量の柔軟仕上げ剤を溶かし、柔軟仕上げをします。

5. タオルで水分を取る

白いタオルの上に乗せ、もう一枚の白いタオルをスカーフにかぶせ、軽く押し絞りをして水分を取ります。この時も擦らないで下さい。

6. アイロンがけ

アイロンは、乾いてからかけると小さなシワが取れにくくなるため、生乾きの状態でかけます。強く押し付けないようにそっと浮かすようにかけるのがポイントです。

7. 陰干し

風通しの良い室内で陰干しをして完全に乾かします。シルクは吸湿性に優れた素材ですので乾いてから仕舞わないとカビてしまうことがあるので、ご注意ください。

末永くご愛用いただけると幸いです。